【理学療法士監修】猫背は嫌われる。猫背がカラダにもたらす悪影響と周囲に与えるイメージとは?猫背の治し方や対策も合わせて解説

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猫背
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BoDiSIL編集部

  • 気が付くと背中が丸まっている。
  • 長時間背もたれを使わずに座っていられない。
  • 腰痛や肩こりがなかなか治らない。

もし1つでも当てはまるのなら、知らず知らずのうちに猫背になってしまっているのが原因かもしれません。
はっきり言いますが猫背に好感が持てるという人はいません。
多くの人が、暗い、元気がないなどネガティブな印象を抱きます。猫背は、文字通り猫の背中のように背中が丸まった状態です。
通常私たち人間の背骨は、横から見た時S字カーブになっています。

背骨がS字カーブになっていることで絶妙なバランスが保たれ、一部の関節や骨だけに負担が掛かることなくスムーズに二足歩行ができるのです。
しかし、猫背になると体のバランスが崩れ、一部の関節や骨、筋肉に負担が掛かるようになります。
また、猫背は、放っておくと肩こりや腰痛の原因になるだけでなく、

  • 老けて見られる
  • 胃腸や血圧のトラブルの原因に

なりかねないので、是が非でも解消したい悩みです。
この記事ではあなたの猫背が改善し、だれが見ても姿勢がキレイと言われるような猫背の治し方、対策を徹底的に解説していきます。

飯澤
監修:飯澤 宣尚

取得資格:理学療法士 作業療法士 介護支援専門員 福祉住環境コーディネーター2級 他
経歴:上野病院、八尾北医療センター、介護老人保健施設わかば、聖和病院、小西病院と働き、現在は博愛福祉会サンホームあまがさきで勤務
所属学会:国際PNF協会、日本理学療法士協会、日本作業療法士協会

猫背が引き起こす5つのトラブル

1.肩こり・腰痛

猫背になると、腰や肩に大きな負担が掛かるようになります。
すると、肩こり腰痛といったトラブルが表れやすくなるので、意識して猫背を正すようにしましょう。
背骨がS字カーブを描く良い姿勢が保たれていると、5kg以上ある頭の重さを背骨が支えてくれます。
しかし、猫背になってそのカーブが崩れると、頭の重さを首から肩にかけての筋肉で支えなければならなくなるため、筋肉が緊張して血流が悪くなり、肩こりになってしまうのです。
また、猫背の人は体の重心が前に掛かりやすいため、上半身の重さを腰で支えることになります。

結果として腰に大きな負担がかかり、腰痛になりやすくなってしまうのです。

2.高血圧の原因になる

猫背は、高血圧の原因にもなります。
猫背になると正常時に比べ胸や内臓が圧迫されるようになります。
胸が圧迫されることで深い呼吸でできなくなり、呼吸が浅くなり、交感神経が優位になって血圧が上昇しやすくなります。
内臓が圧迫されると、内臓に過度な負担がかかり、結果として血圧の上昇が起こります。

3.顔が大きく見える

猫背になると首が前に出るため顔の輪郭がぼやけ、顔が大きく見えやすくなります。

4.老けて見られる

猫背になって背中が丸まると、老けて見られやすくなります。
肩が内側に入るためうつむきがちになり、暗く、自信が無いように見えてしまうのも困りものです。
猫背でいることで、人と会ったときの第一印象は悪くなってしまいます。

5.胃腸にトラブルが起きやすくなる

猫背になると胃腸が潰されるようになってしまうため、胃腸のトラブルも起きやすくなってしまいます。
食べ物の消化・吸収が悪くなるだけでなく、腸の動きも鈍くなるため、便秘になりやすくなってしまうのです。

あなたはどうして猫背なのか?

では、どうして猫背になってしまうのでしょうか?主な原因を見ていきましょう。

1.骨盤が歪んでいるから

骨盤の歪み

猫背の原因の一つに、骨盤の歪みがあります。
通常私たちの骨盤は真っすぐに立っていますが、骨盤が後ろに傾くと背中が丸まりやすくなり、猫背になってしまうのです。
下腹がぽっこり出ている人は、骨盤の歪みからくる猫背の場合が多いです。

2.机やイスの高さが合っていないから

机や椅子の高さがあっていなく猫背の様子

あなたがもしパソコンやスマホを使うことが多いのであれば、その時の姿勢が猫背の原因かもしれません。

  • 高すぎる椅子
  • 低すぎる机

これらは要注意です。
高すぎるイスや低すぎる机で作業をすると、どうしても前かがみになりやすくなります。
前かがみで作業することが続くと、そのまま体にクセがついてしまい、猫背になってしまうのです。
また、スマホをよく使う人は、スマホを見るときの位置に注目してみましょう。
画面の位置が目線よりかなり下だったり、画面を見るときはいつもうつむいたりしていませんか?
下を向く・うつむく時間が長くなると首が前に出やすくなり、猫背になってしまいます。

3.背筋が弱いから

猫背は、背筋の衰えによっても起こります。
腹筋に比べて背筋は使うことが少なく、衰えやすいので、筋トレをして意識的に鍛えるようにしましょう。
通常私たちは腹筋と背筋で体を支えていますが、背筋の力が衰えると、真っ直ぐな背筋をキープできなくなり、猫背になってしまいます。

4.インナーマッスルが弱いから

猫背の原因は、腹筋や背筋が弱くなることで起こりますが、その奥に潜むインナーマッスルも大きく関係しています。
腹筋や背筋は筋肉同士にくっついて作用していますが、インナーマッスルと呼ばれる筋肉は、背骨に直接くっついています。
インナーマッスルは腹筋や背筋のように大きな動きをすることは苦手ですが、背骨の一本一本に直接ついているので、きれいな姿勢を保つ役割をします。
インナーマッスルが弱くなると、姿勢を保つのが難しくなり、より腹筋や背筋にも負担がかかってくるようになります。
この背筋や腹筋の負担が痛みとして体に現れてきます。

今日からできる、4つの猫背対策

肩こりや腰痛だけでなく体の様々な不調の原因になり、外見の印象も悪くしてしまう猫背ですが、自宅で簡単なエクササイズなどをすることで徐々に改善していくことができます。
毎日コツコツ継続して猫背改善に取り組みましょう。

1.背筋を鍛えるバッタのポーズ

まず、猫背を改善するために背筋を鍛えましょう。背筋が鍛えられると、背筋をまっすぐに保つ力が付いてきます。背筋を鍛えるには、ヨガの「バッタのポーズ」が効果的です。

2.骨盤の位置を正すバックジョイ

骨盤が後ろに傾いている場合は、骨盤の位置を正しい位置に戻してあげるだけでも猫背改善効果が期待できます。とはいっても、なかなか上手に骨盤を真っすぐ立てて座ることは難しいと思います。
そんな時は、「バックジョイ」を使ってみましょう。
「バックジョイ」はアメリカで開発された姿勢サポートアイテムで、普段座っているイスの上に置いて使います。
バックジョイに座ると、てこの原理で骨盤が無理なく真っすぐになるので、リラックスした状態で正しい姿勢を取ることができるでしょう。

3.猫ポーズストレッチをしよう

普段丸まっている背中をしっかり伸ばしてストレッチすることは猫背に非常に効果があります。
お風呂上りなど体が温まっている時に、リラックスした状態で行ってみましょう。

4.猫背解消スクワット

猫背解消スクワットは、単純な動作で猫背を解消するための筋肉を付けることができるエクササイズです。
最初はキツいかもしれませんが、徐々に回数を増やしつつ毎日続けてみましょう。
スクワットをするときは、肩甲骨を寄せるイメージで胸を張ることが大切です。

5.1日2分でできるインナーマッスルトレーニング

  1. STEP

    浅く椅子に座った姿勢(背もたれにもたれずに)で両手を太ももに置き、胸を張ります。お腹を少しへこませ、骨盤をまっすぐに起こします。頭から糸で引っ張られているようなイメージで真っすぐに座ります。骨盤を倒さず、胸をしっかり張った姿勢で1分間保つ。

  2. STEP

    浅く椅子に座った姿勢で両腕を胸の前で組みます。どんな組み方でも構いません。要は手で体を支えないようにできればいいです。その状態でステップ1と同じように胸を張り、骨盤を起こした状態で1分間保つ。

まとめ

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BoDiSIL編集部

猫背の対策はいかがでしたか?
昨今、スマホやパソコンを使うことが多くなり、猫背に悩む人がどんどん増えています。

  • 様々な体の不調の原因にもなる
  • 周囲からの印象は最悪

といいことはありません。
また、猫背は放っておいても絶対に治りません。
ですので、意識して治していく必要があります。
猫背を改善すると人生が変わります。
本記事に書いた解消法に必ず取り組み、しっかり猫背を解消していきましょう。

BoDiSIL編集部

BoDiSIL編集部

現役看護師、保育士資格保持者、元化粧品販売部員など、計5名で構成。
ココロとカラダの悩みを解決し、人生を豊かに導くをテーマに発信しています。

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